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不安を募らす小泉チルドレン
 「前回のような風は期待できない」「粛々と準備を進めるだけ」-。福田康夫首相の突然の辞意表明で年内の解散総選挙もささやかれる中、平成17年の郵政選挙で初当選した自民党の「小泉チルドレン」たちが党の混迷に不安を募らせている。中には選挙区が決まっていない議員もおり、早期の選挙態勢確立を求める声も強い。

 前回衆院選で“刺客”として奈良1区から出馬し、民主候補に敗れたものの比例近畿で復活当選した鍵田忠兵衛衆院議員。次期総選挙では民主現職のほか、前回、郵政民営化に反対し自民を離党して敗れた前職らも立候補を予定しており、激戦が予想される。

 鍵田氏は「具体的にはまだ何も決まっていないが、過去に奈良県議、奈良市長も務めたので、しっかりとした支持母体はある。粛々と準備を進めたい」と話す一方、「(前回総裁選で)そろって福田首相を支持した派閥の長たちの責任を問いたい」と苦言を呈した。

 京都6区から公募で立候補し、小泉旋風に乗って比例で復活当選した井沢京子衆院議員。次期選挙も同区から出馬することが決まっているが、秘書は「新総裁が誰になっても、前回のような強烈な風は期待できず、危機感を持っている。国会が始まるとなかなか地元には戻れないため、閉会中の今、できるだけ地元で名前を売るしかない」。

 大阪8区で、民主党元幹事長の中野寛成氏を破って初当選した大塚高司衆院議員の陣営幹部も「今回は逆風が吹く」と分析。「相手は政治生命をかけて選挙に臨むだろう。負けないためにも、出足が遅れないようにしなければ」

 政治学者から転じ、前回総選挙で比例東京1位で優遇された猪口邦子元少子化担当相も次回は小選挙区での出馬を狙うが、選挙区の決定通知はいまだに届いていない。求める総裁像について「これまでの党への貢献度をきちんと評価できる人」と話し、自分の選挙区を早く決めてほしいとの期待をにじませた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000104-san-pol



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