HTCは9月18日、Windows Mobile搭載のスマートフォン「Touch Diamond」「Touch Pro」を、ドコモとソフトバンクモバイルが発売すると発表した。 Touch Proはタッチパネル+QWERTYキー搭載のスマートフォンで、KDDIが同端末をベースとした「E30HT」を2009年春に投入予定。Touch Diamondは厚さ11.9ミリ、重さ98グラムのiPhoneライクなスマートフォンで、イー・モバイルが10月上旬にも発売すると発表している。 HTC Nipponのデビッド・コウ代表取締役社長は、両端末の日本市場投入について「Touch Diamond、Touch Proは、機能性とデザイン性を兼ね備えた端末でHTCの自信作。両端末が複数キャリアから発売されることで、日本でも幅広い層にお届けできることを喜んでいる」とコメントしている。 スマートフォンは拡張性が高く、PCとの親和性に優れることから、法人向け端末として注目を集めている。最近ではコンシューマー向け機能を拡充する端末も増えており、アイシェアの調査によると、個人ユーザーでも約半数が「次の端末選びでスマートフォンも検討する」意向を示したという。